米国のステルス爆撃機B-2スピリット内部:イランを攻撃した37時間の飛行の実態とは

B-2スピリット:イスラエルがイランに対して使用を望む超大型爆弾に対応する米爆撃機
米国のステルス爆撃機B-2スピリット内部:イランを攻撃した37時間の飛行の実態とは (X @usairforce)

ステルス爆撃機 B-2スピリット は、近年の軍用航空史において最も長く複雑な任務のひとつを担いました。

アメリカ空軍のこの航空機は、ミズーリ州ホワイトマン空軍基地を出発し、目標であるイラン・フォルドウのウラン濃縮施設に到達するまで、37時間連続で飛行しました。往復の飛行には空中給油が複数回必要であり、戦闘機や護衛機の支援のもと、通信を最小限に抑えつつ、極めて高い精度で遂行されました。

敵の防空網を回避しながら侵入できるよう設計されたB-2スピリットは、これまでに製造された航空機の中でも最も先進的な機体のひとつです。ステルス技術により、スズメのような小動物並みにレーダー反射面積を抑え、従来のレーダーシステムにはほぼ探知されません。この能力は、フライングウィング構造、尾翼のない設計、電波をそらす曲面によって強化されています。

長時間任務に対応するため、B-2には戦闘機としては珍しい快適設備が搭載されています。乗員はトイレ、電子レンジ、食料を保存できる冷蔵庫を使用可能です。操縦席には片方の乗員が休憩できるスペースもあり、もう一人が操作を引き継ぎます。これが可能なのは、機体の高度な自動化と、わずか2人の乗員での運用が可能な設計によるものです。

1機のB-2は最大80トンの兵器を搭載でき、数十メートルのコンクリートを貫通して爆発する強力な「バンカーバスター」GBU-57爆弾などを運用可能です。

世界にわずか19機が稼働中で、1機あたりの価格は20億ドル以上とされるB-2は、米空軍の戦略航空戦力の中核であり、少なくとも2058年まで運用が継続される計画です。

6機の爆撃機で実施された今回のイランへのミッションは、B-2がいかに洗練され、致命的な攻撃力を持つ航空プラットフォームであるかを改めて証明するものでした。

出典: New York Post / Quatro Rodas | 写真: X @usairforce | このコンテンツはAIの支援を受け、編集部によって確認されました

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